ウィーン楽友協会での姉妹提携調印記念演奏会のことは、関屋晋先生のメッセージに述べられているので、そのまま掲載させていただく。
岡谷合唱団が長野県の使節合唱団として行ったウィーン楽友協会。ブラームス・ザールでの演奏会は感激だった。以前にもコンクールの入賞式演奏を大ホールでやったりしたことはあったが、何しろウィーンは私の第2の故郷と言ってるくらい訪れた回数も多く、大好きな町だが、演奏会ははじめてだった。音楽の都で客は入るんだろうか。私はそんな心配ばかりしていた。なのに岡谷の連中はノンキ。朝の食事から、牛乳がなくなったのでお替わり、ジュースがない。ハム・ソーセージがなくなったと大ぎ。お腹を壊したらと言う私の心配なんか、どこ吹く風と食べまくり、ニコニコしていた。
そしてお客も入りました、一杯。ステージに出ていった時の幸福感。1曲毎、ステージ毎の拍手のスゴサ!あれは忘れられない。いい会場、いいお客がいい演奏を生むことを実感した。大使館の担当官が「これからは文化の時代です。お互いの文化を知り合うことが大事です」と言ってくれたのが、非常に嬉しかった。最近、やっと文化が言われだしてきて、感慨を新たにしている。