長野県合唱連盟50周年記念「長野県合唱祭 IN ウィーン」というとんでもないことを発想するのは、一体誰だろうと考えたとき、
はたと思い当たる人がいた。林昭男さんだ!岡谷合唱団を「ウィーンとの姉妹提携記念コンサート」に、「世界合唱祭」を長野県にと誰も考えられないことを実行してきたではないか!きっとその流れを汲む堀内理事長が思いついたのだろうと。
私たちは楽友協会大ホールに立った。さっそく、合唱団の位置決めを行い、演奏をしてみる。驚いた!素晴らしく響く。あれほどの響きのコンサートホールを私は日本では知らない。音楽の都の歴史の刻まれたこのホールには音楽の神がいるに違いないと思った。
超満員の聴衆の温かい拍手を受け、世界最高の舞台で歌える歓びを噛みしめた。