ミラノ-サン・バビラ教会

サンバビラ教会Chiesa di San Babila

ファッション都市ミラノのヴィットリオエマヌエーレ2世大通りの東突き当りのロータリーの広場に面した赤茶色のレンガ造りのこじんまりとした教会。この周辺はモンテナポレオーネ通りやスピーガ通り等ファッションブランドの通りとして有名なスポットだが、日本ではフジテレビの「世界名作劇場」で放映されていたアニメ「ロミオの青い空」で主人公のロミオとアルフレドが永遠の別れをした教会ということで知られている。先の大戦でムッソリーニ率いるファシスト党、その後ドイツ・ナチス軍に占領されていたイタリアの北部の主要都市すべてが解放されたのが1945年4月25日、今日はその解放記念日でミラノは沸き立っている。
外の喧噪とは無縁のサン・バビラ教会は静かにたたずんでいた。今回の演奏旅行をこのサン・バビラ教会の献歌で締めくくる。教会のルチアーノ・マゾッキ神父さまは、以前種子島の教会に10数年赴任されていて、日本語が堪能で、聖書のメッセージを日本語でして下さった。