ミラノ大聖堂

ミラノの象徴、ドゥオモ

着工は1386年で、当時ミラノ公国の領主だったジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命によって、聖母マリアに捧げるために建設された。(前身はサンタ・マリア・マッジョーレ教会と言われている。)
度重なる戦争のために建設は何度も中断されたが、イタリアに侵攻してきたナポレオンの命によって、400年以上の時を経て、1813年にようやく完成した。
また、1908年にはそれまでの木製に代わる青銅製の大扉が付けられ、残りの扉も1950~60年代に取り替えられた。完成した教会は全長が158m、幅が93m、高さが108m。世界最大級のゴシック建築として知られている。